目がかゆくて眠れない。
欠乏ばかり埋めたがるわたしには
わたしなんてなくて
あなたしかない。
あなたのことを書くけど
あなたはそれを愛だとか勘違いしないで欲しい。
みたいなことをずっと思ってたし今も思う。
でも欠乏はなにもまずしさではない。
欠乏の中にも花開くなにかがあるから
欠乏を手放すことができないんだろう
なにかが欠けていることを居心地悪く思わない。
わたしはずっと欠けていようとおもう。
過ぎ去ったものばかり手を伸ばしてしまって
いまも手を繋げていれたらよかったけど
いつもわたしの欠乏が
あなたとわたしを切り裂いてきたこと
わたしは知っている。
欠乏が、あるということ。
非所有の、所有。
いやむしろ身体があること。
ないのは身体と身体、身体とこころを
むすぶなにかであって、
それはもしかしたら欠乏とは関係ないのかも(あるかも)